タツゴロウ日記

「タツゴロウ」は、大好きなサトゴロウさんがつけてくれたお気に入りのニックネームです。最近は聞くこと、感じることがテーマですが、ぽちぽち発信もしてみようかと。

名前のこと

「まだ20代なのにイ〇ポテンツになったんです。」と、相談されたのは今朝のことでして。

知らんがな!と思ったと同時に「イ〇ポテンツ」ってフルネームで聞いたの久しぶりだなと思ったタツゴロウ(私)です。

 

 

 

そうそう、名前と言えば、近年少し気になっていたことがあったりしてます。

副業の時によくあるのですが、メールで問い合わせをいただく際に、名前が書かれていないケースが本当に増えています。いきなり用件から入って、用件のみで終わり。

他にも、スタッフ間の連絡メモなどにも、自分の名前が書かれていないことが良くあります。セットで宛名も書かれていないこともよくある話。

 

筆跡や内容によって大体誰が書いたかは分かりますし、タツゴロウ(私)のデスクにおいてあるので、タツゴロウ宛なのも分かります。

でも、でも、でも、、、って感じるのはタツゴロウ(私)だけでしょうか。

 

 

お問合せをいただくお客様もスタッフも、年齢の若い方に多い傾向なので、この言葉はあまり使いたくないのですが「世代」なのでしょうか。SNSなどの普及で、その機能の一つとして「誰から誰」は、もはや前提になっていますし、通話にしても同じですね。以前は、かけた時に「もしもし、タツゴロウですが、、、」って最初に名乗ったものですが、今は着信段階で誰からか分かってしまいますもんね。

 

 

 

そして、ふと思ったのが、何だか名前の価値というか、アイデンティティが失われているような気がしました。

 

「名前」って凄くないですか?

苗字は結婚などで変わる場合もありますが、名前は生まれた時から一般的にはずっと一緒です。一日も、一秒も離れることなく、ずっと一緒。

ですし、関係性によって呼ばれ方が変わってみたり、それによる個性なんかもあったりして。例えば、いつもは「たっちゃん」って呼ばれているのに、苗字で「〇〇さん」て呼ばれたり、「タツゴロウさん」って呼ばれたりする時もあるわけです。シーンなどによる単純な使い分け的なことなのかも知れませんが、呼ばれ方によって、自身の人格や個性までも、少し変わっているような気がするのも不思議だったります。

「あなた」なんて呼ばれた時には、もう最低な自分なわけです。

 

 

そう言えば、昔読んだ話で、ナポレオンの快進撃の裏にも「名前」が関わっていたとの話がありました。ナポレオンは、部下や戦士達の一人一人の名前を記憶し、命令を出す時や鼓舞する際には、一人一人の名前を読んでから話しかけたそうです。

田中角栄もまた、支持者の名前をかたっぱしから覚えて、握手する際に名前で呼びかけ、地元ネタなど共通の話題でラポールを築いていたのも有名な話です。

皇帝や今太閤から、名前で呼ばれたらねぇ、もう。

と言うか、それで皇帝や今太閤になったのかも、、、なんて思ってみたり。

 

 

 

個人差はあるにせよ、人は名前にアイデンティティを持っているんだと思います。

 

 

タツゴロウ(私)は、肩書きで呼ばれるより、名前で呼ばれたら嬉しいですから、相手にもそうしています。(タツゴロウ(私)が肩書きで呼んでする方は、実は苦手な人だったりします。。)

ですし、名前を呼ぶ、逆に名乗ることって、ある種の敬意でもあるように思います。

 

良いのか悪いのかは、正しいのか間違っているのかも分かりませんし、

時代に逆行するのかも知れませんし、

時代遅れの男になるのかも知れませんが、

 

自分の名前も、相手の名前も大切しよう思ったよん。

 

 

タツゴロウより