タツゴロウ日記

「タツゴロウ」は、大好きなサトゴロウさんがつけてくれたお気に入りのニックネームです。最近は聞くこと、感じることがテーマですが、ぽちぽち発信もしてみようかと。

かたむけること

20億円くらいかかりましたぁ??

と聞かれた、タツゴロウ(私)です。

 

 

最近めっきり投稿数が減った このタツゴロウ日記ですが、実はこの7月で開設半年を迎えていたようです。

勘の良い方々は、タツゴロウ(私)がなんの為にこのブログを書き綴っているのかをお分かりの方もおられるかと思いますが、ここ数日改めて自分のブログを頭から読み返していました。

基本、与太話が書かれていましたが、意外といいことも書いていたりして、タツゴロウやるな!と思ったりしたのは、ここだけの話です。

 

さて、そんな中で一番心に残ったのが「これ」でした。

 

タツゴロウ」は、大好きなサトゴロウさんがつけてくれたお気に入りのニックネームです。最近は聞くこと、感じることがテーマですが、ぽちぽち発信もしてみようかと。

 

タツゴロウ日記の説明文です。

ブログ開設時に書いたものです。

 

 

半年前、年初のことを思い出しました。

そうだ、あの時 自分は、聞くこと、感じることをテーマにしたんだと。何故、そう考えそうしたのかを書くと、三国志ばりの長編大作になりそうな兆しがありましたので、割愛しますが、タツゴロウ(私)は、この半年間、聞くことをテーマにしました。

 

・・・ 

 

振り返れば、タツゴロウ(私)は、小さい頃から身体もそんなに大きくなく、腕力にも自信がありません。足が速いわけでもなく、成績がすこぶる良いわけでもない、いわゆる普通の子でした。

ただ、しゃべること、話すことは得意でした。働くようになってからも、交渉ごとでは ほとんど自分の意見を通すことが出来ました。ただその為に、色々な資料や相手の思考パターンなどを事前に研究していたのは言うまでありませんが、いずれにしても「話すこと」を自身の最大の武器として認識し、そこに磨きをかけ、切れ味を増させることに、かなりの労力や時間を要してきたのも事実ですし、それが自分がこの社会で生き残っていく為の戦略だったと信じていたのだと思います。

 

 

時は流れ、時代はAS。

 

その行動の意味がだんだんと分かってきたわけですが、本質は弱い自分を認めたくないという恐怖心や、本当の自分を知られること防ぐ為のガードだったようにも思えます。

そこに気づき始めているのに、今でもそんなことを繰り返している自分が恥ずかしいような、情けないような感じもしますし、この半年間も10歩進んで9歩下がるような、チータこと水前寺清子もびっくりなマーチっぷりです。

ちなみに、チータは時速90kmで走るそうで、人類最速のボルトの2.5倍だなんだとか。全動物オリンピックでは、ボルトはヒトコブラクダにギリギリ競り勝つも予選7組の6位で予選落ちとのことです。

 

もとい。

 

ですので、タツゴロウ(私)は知らず知らずのうちに会話の途中で自分の意思を埋め込む癖があったりします。簡単に言えば、会話泥棒。相手の話を自分の話にすりかえてしまってきたのではないかと思います。

 

コミュニケーションよりも勝つ為の戦略を優先してきたんだと思います。

相手が会話で求めているであろう意図や求めていることを自分で勝手に作り上げ、先手を打つ。

この人は交渉を有利に進めたいんだな、そうはさせないぞ、と。

はは~ん、俺からこんなことを引き出そうとしてるんだな。

分かってる、分かってるよ。

そんな感じです。

 

 

 

ただ、時代はASに入り、全く新しい価値観や考え方が芽生えます。

というか、何度も何度も教えてもらいました。

 

 

すべての会話に意図があるわけでもなければ、そこにジャッジを求めて話しているわけでもない。

 

 

コミュニケーションとは、戦いであり、勝ち負けであると考え生きてきたタツゴロウ(私)には、全く新しい考え方でした。それは、俄かには受け入れがたく、そんなことってあり得るのかと、眉唾な自分がいたことも確かです。

でも、教えてもらう度に、考える度に、本当に少しずつですがその意味が分かってきたように思えます。

 

 

責める気もないし、怒ってもいない。

ただ、ただ、感じたことや思ったことを聞いてほしい。

こんなに素直に向き合おうとしてくれることって、ないですよね。

こんなことって、ないですもんね。

そんな風に話してくれるなんて。

 

 

本当にまだまだだなって思います。

これからのテーマも「聞くこと」で継続です。

 

年初から少しずつ学んだ傾聴のスキルや姿勢、そのおかげで凄くたくさんの学びをいただけたのも事実です。未知との遭遇であったり、自分との出会い。聞くこと、受け入れることの大切さや楽しさは感じれるようになってきただけでも、少しは成長してきたのかな。

 

自分はこうだ とか、あなたはこうなんだろ?とか、決め付けるのではなく、耳を傾ける。

しかって欲しいとか、謝って欲しいとか、そんな意図を勝手に作り出すのではなく、耳を傾ける。

 

耳を傾けると自然とそちらに身体が向かい、寄り添うことにもなるんだなと。

人の身体は良く出来ていますね。

 

 

心と身体、精神や魂、その声まできちんと聞けるようになりたいと思った人生40年と195日目のタツゴロウ(私)でした。