問いのこと
ここまで過去について考えたことがあるでしょうか。
否。
タツゴロウ(私)です。
先日、本業である企業さんにお伺いしたところ、初対面にも関わらず、何故かタツゴロウ(私)に凄く興味をもっていただいて、タツゴロウ(私)の経歴を知りたがられました。率先して話すような過去ではないのですが、聞かれたら答えない理由もありませんので、お話しさせていただきました。するとどうでしょう、話せば話すほど、ぐいぐいこられるわけです。
なんでかなぁ、と考えながら、2つ「こうなのかなぁ」と思ったことがありました。
1.失敗をするってどんなことなんだろう?と言う疑問
2.今のこの人を作っているのは、過去に原因があり、その過去を知りたい
1.については、生まれ育った環境などもあり、そうだろうな とある程度イメージが出来たのですが、2.については、それからずっと頭を離れないんです。
自分の過去ってなんなんだろうと。
そう言えば、自身の過去についてまともに考えたことって、そんなにないんじゃないかと思いました。サトゴロウさんと話をしていた時にも、過去を考えさせられる話題にもなったりして、今、過去について考える時期なのかも と思って色々考えてみています。
現時点で、腹落ち出来る考えに至ったわけではないのですが、
今のタツゴロウ(私)を知るために過去を知る、という行為への違和感。はたして、今のタツゴロウ(私)は、過去のタツゴロウ(私)が作ったものなのか。
ポイントは、そこだと思っているわけです。
三次元で捉えたこの世の時間という概念に準えば、過去がなければ今がないのは間違いない事実ですが、何か違和感を感じてしまうわけです。これって、自分の過去を認めたくないということの表れなのかなと。今の自分から見たら、あまりに愚かな過去の自分を受け入れたくない、すごく良く言えば、成長の証と捉えることも出来ます。逆に、今も変わらない自分と向き合うことへの恐れなのかも知れません。
でも、それはタツゴロウ(私)の違和感の話であり、どちらであったとしても、問いの答えにはなりません。問題は過去が今を作っているのか、です。
ここに至るまでの考えの課程はとても長いので割愛させてもらい、また、正否もさておき、現時点での答えは「今の自分は、過去に影響を受けた未来が作っている」というところに至っています。
なんだか、弱い自分丸出しだなと。
「結局お前は過去を否定したいだけなんだろ?過去から逃げるんだろ?この臆病者が」。遠くで、そんな悪魔のタツゴロウ(私)の声が聞こえてくるうようです、、、
でも、今の自分は未来が作っていると、今は思います。
苦しいこと、辛いこと、恥ずかしいとこ。迷惑をかけたこと、悲しませたこと、苦しめたこと、悩ませたこと。自分自身も、周りの方々にも、いっぱいいっぱい。
だからこそ描きたい未来があり、共に感じたい幸せがあり、共有したい笑顔がある。そこへの引力によって今が創られていくのかなって。
そのエネルギーの力強さと清らかさ。
それが今の自分を創っている。
今年の漢字は「災」とのこと。
ならば、どんな未来を描き、今を生きるのか。
だからこそ、描く未来とは。
タツゴロウ(私)とは。
世の中は問いに満ちていますね。