開くこと
身体の不思議について、考えさせられることが多いタツゴロウ(私)です。
昨年末から続けている、姿勢や歩き方、魅せ方の改善。
少し油断をするとふっと緩んでしまう時もあるのですが、2ヶ月間意識をしながら生活をしていると、だんだんと馴染んでくるものです。最初は、普段使わない身体のいろいろな部分が「窮屈だよぉ」とシグナルを出しまくっていたのですが、最近は逆に、緩むと「おい!」というようなシグナルがもらえるようになったり、、、不思議ですね。
先日、依頼をいただいた講演会では、多くの方に見られる場面でしたので、今迄取組んできたことを人前で披露できるいい機会だなぁ、なんて思っていたりしました。
(直前までそれどころではなかった話は、こちら)
実際に会場について、うわっと思ったのが、凄く「窮屈」だったことです。
会場は、会議テーブルが狭い空間にびっしりと置かれ、講演者の席の周りにはPCやプロジェクターのコードだらけ。最前列の参加者の方とは、息がかかるような距離。
はっきり言って、やってきた歩き方や立ち方など、まるで出来ませんでした。。。
今までやってきたのは、広いスペースで何の障害もなく、すっと立て、すっと歩けるような、パーソナルスペースが約束された場所。ただ今回の会場は、パーソナルスペースなどなく、ぎゅうっと詰まった空間。窮屈な場所です。
本当に自分でもびっくりするくらい、いつものように立つことも、歩くことも出来ませせんでした。屈辱的な感覚さえありました。もう、本当にもっと上手く出来たらいいなー!と思い、翌日から壁沿いを歩いてみたり、あえて路肩のでこぼこの場所を歩いてみたり、しているわけなのです。
順境は盲目。
窮屈なことや、壁にぶつかったことで、目が開いたタツゴロウ(私)でしたとさ。
<二伸>
話す時の「えーえー病」の症状が少し治まったのは、自分で自分を褒めてつかわす。