必要なこと
「桜は寒い冬が無いと咲かないんだよ。」と話してくれたのは、お客さま(推定小1)でして、「どうだ!知らなかったでしょ?」と、言わんばかりの可愛らしい したり顔。
調べてみると本当のことのようでして、桜の花芽は秋になると休眠をして、冬の寒さによって「休眠打破」という現象が起き、寒さの中で生育が進み、暖かくなると美しい花を咲かせるとのこと。
休眠打破と聞くと、トラックドライバーをしていた時にコンビニなどで買って、よく飲んでいた居眠り防止ドリンクの名前みたいだなぁ、と思ったのはどうでもいい話ですね。
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桜は「寒さ」を体験しなければ花を咲かせない。
桜の開花には寒さが必要なんですね。
それを知って桜がもっと好きになりました。
日本人の皆さんは桜が大好きで、その好きな理由も人それぞれ。そのくらい日本人を惹きつける魅力があるんだと思います。タツゴロウ(私)も、桜の好きなところはいくつもあります。
でも、この休眠打破のことを知って、なんだか改めて、本当に凄く好きになっちゃったんですね。
それは、桜には成長をしていくプロセスの中、しかも逆境において「気づき」があるってことなんじゃないかと感じたからです。
タツゴロウ(私)は、「気づき」って凄く大切で、素晴らしいことだと思うんですね。あの人が好きとか、こうしたいとか、想いや感情、そしてそこから繋がる行動のすべては「気づき」に起因するんだと思うんです。
大げさですが、人生とは気づきの数だけ豊かになるんだとも思っていますし、自身の可能性を信じている人だけがもらえるギフトが、気づきなんでないのかな、とも思っています。
ですから、そんな桜のことを知ったら、なんだか変な親近感を覚えてしまったわけです。
今、目の前にある満開の桜も、どこかで「気づき」があって、そこからここまで、開花までの体験を味わいながら、こんなに素晴らしい花を咲かせているんだなぁ、とか思ってみたり。
厳しい寒さをきっかけに、ハッと、自分が咲かせることが出来る花は、ものすごく多くの皆さんを感動させられるんだとか思ったりしたんでないのかなとか、考えたりして。
そして、そんな考えや想いを大好きなあの人に重ねてみたりして。
あと三日。
あと三日、桜が花を咲かせていてくれたのなら、、、
バッタバタの一日が終わります。