タツゴロウ日記

「タツゴロウ」は、大好きなサトゴロウさんがつけてくれたお気に入りのニックネームです。最近は聞くこと、感じることがテーマですが、ぽちぽち発信もしてみようかと。

ぷりぷりしたこと

ブログが更新されていない時は、副業に追われている時か、サトゴロウさんと遊んでいる時。

3日ぶりのブログ更新、タツゴロウ(私)です。

 

 

「俺は好きじゃねぇなー」

と言っていたのは、副業のお客様です。

 

 

それは一昨年、ある権威のある賞をいただいたモノなのですが、その方は「前から思ってたんだけど、これなんなの?」と仰るんですね。その経緯や内容を説明するタツゴロウ(私)に向け、その方は「ふ~ん、でも俺は好きじゃねぇなー」と説明を遮るようにお話しされました。

反射的に「このおっさんには分からんよな」って思ったタツゴロウ(私)がいたわけですが、その後も「あんなだらしない格好してるし」とか「言葉使いも悪いし」とか、その方の考えを悪い意味で肯定する要素を探していましたね。

そして、ややぷりぷり気味でデスクについて、コーヒーを飲んだ時に思ったんですね。

 

「何をどう思うのか、どう感じるのか、みんな自由なのに、何で自分はそれをきっかけに誰かの悪い所ばっかり探しているんだろう?」って。

 

 

確かに、ソレはタツゴロウ(私)の想いが沢山入ったものですし、誇れる仕事の一つです。

でも、その大きな評価をいただいた時に驚いた自分がいた事も思い出しましたし、今でこそ、これだけカッコいいんだもん、それだけの評価をいただいて当たり前って思ってる自分にも気づきましたね。

でも、最初に驚いたってことは、そんなに自分自身の中で高い評価をしていなかったって証拠ですし、客観的な評価が、後の自分の認識や基準に大きな影響を与えていたことが分かります。

 

 

その身体や心に浸透しきった強力な客観評価という成分を、完全に排除することは出来せんが、それを抜きに考えても、やっぱりそれは凄く素敵だと思いました。

少し安心しました。

でも、その客観評価などに左右されず、俺はこう思う、というおじさんの意見もありだなと思いましたし、あって当然ですよね。なのに、なぜタツゴロウ(私)は、その方を蔑んだり、蔑みの理由を探したりしたんだろう、と。

少し凹みましたね。。。

 

 

おじさんは、悪く言えば「頑固」「感受性がない」等となるのかも知れませんが、「自分自身を持っている」とも言えるんだと思います。

時にそれは、成長を妨げたり、障害にもなりますが、継続し積み重ねることで、強い思い、信念に育ったりすることもあったりなかったり。

ようは「視座」の話なんだなと。

 

 

ですし、正解なんてどこにもないですもんね。

ただ、こういう時に、どんな視座でそれを見たり感じたり、どう自分のものとして表現したりするのか、ヒューマンデザインシステム ®でしっかり自分を理解できているといいんだろうなぁと、何だか深い納得感もありました。

 

 

自分の価値観や感性と違うものを受け入れるまで至らなくとも、考え、向き合いもしないで、反射的に否定したり馬鹿にしたりするのは止めようと思った初老の晩春です。

 

 

あぁ、サトゴロウさんに会いたいなぁ